千葉県柏市のH様より、トイレの手すり取り付け工事のご依頼をいただきました!
トイレで手元に掴まる所が無く、立座りに負担がかかっていたとの事でした。
手すりの取り付けは階段と浴室、トイレがとても多いです。
これらは掴まる所がないにも関わらず、
立座りや移動が危険だったり体に負荷がかかる場所です。
H様は左利きで、左手で手すりに掴まりたいとの事でしたが、トイレットペーパーホルダーが左の壁に設置されていました。
その為、トイレットペーパーホルダーを右の壁に移動させ、左の壁に手すりを取り付けました。
L型の手すりで長さは600mm×600mmで、凹凸があり、滑りにくく掴みやすい形状の手すりです。
手すりにはI型やL型、横手すりや縦手すりがあります。
トイレは立座りのサポートが主なので、I型の縦手すりかL型が一般的です。
取り付けた箇所は立ち上がった姿勢でも体の前方に手すりがある位置です。
トイレ本体から手すりが遠くなるほど体の重心移動を利用して立ちやすくなります。
トイレ本体に近い場所に手すりがあるほど立ち上がった時に背中が反ってしまい、結局、腰に負担がかかってしまいます。
とはいえ、手すりの取り付け位置が皆が皆、一緒がベストという事はありません。
お客さまに合ってベストな位置で取り付けさせていただいています。
今回は左側に取り付けられて助かったと仰っていただけました。
ご依頼いただき、まことにありがとうございました!
体が不自由な要介護者や筋肉の衰えが顕著な高齢者にとって、トイレの座る・立つの動きは大変辛いものです。
これで日々の生活が快適になれば幸いです。
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