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2021.06.24 ブログ

どこに付けてもいい訳じゃない!手すりを取り付けるポイントを徹底解説

介護リフォームで主要な工事が、手すりの設置です。手すりは移動や立ち座りする際に、動作を大きくサポートしてくれます。
しかし、設置場所などを間違えると効力を発揮しないだけではなく、逆に邪魔になる可能性もあります。
そこで、ご自宅に手すりを設置する際のポイントを紹介します。取り付けを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

どうして手すりは
必要なの?


手すりは体重がかけて重心移動できるので、足腰が不自由な方だけではなく健康な方にとっても便利な設備です。
では、手すりがないとどのような不具合があるのでしょうか。手すりがないと近くの壁などに手を当てて体重を預けなくてはいけません。
しかし、壁は平坦で手を掛けられないので滑って転倒する可能性があります。
また、よく触る壁面は手垢で汚れてしまい見栄えも悪くなります。
さらに、ドアノブなどに体重をかけると破損してしまうため、やはり体重をかけるための手すりは重要なのです。

手すりは形状に
こだわろう!

手すりと言ってもその形状は様々で、用途に適した手すりを選ばなくては意味がありません。そこで、代表的な手すり形状を特徴ごとに紹介します。

I型手すり(水平・垂直)


参照元:DAIKEN    
https://www.daiken.jp/stairs/lineup/19110071.html
最もシンプルなタイプがI型手すりです。地面に対して水平・垂直につける場合は、浴室などでは斜めに付ける場合もあります。
水平につける場合は移動のサポート、垂直に付ける場合は立ち座りや段差を上がり下りをサポートできます。

L型手すり


参照元:DAIKEN    
https://www.daiken.jp/stairs/lineup/19100302.html
I型手すりの水平・垂直要素を兼ね備えているのがL型手すりです。玄関など移動を伴う段差箇所や、立ち座りと移動を両方行うトイレなどに設置します。
I型手すりを2本取り付けるよりも見た目がすっきりします。

連続手すり・フリースタイル手すり


参照元:Panasonic    
https://sumai.panasonic.jp/interior/zosaku/staircase/products/#veritis
階段や廊下には、連続した長い手すりが必要です。そんな時に用いるのが、連続手すり(フリースタイル手すり)です。
多数のパーツで構成されており、取り付け箇所に合わせて組み合わせることで、カスタマイズできます。

独立型手すり


参照元:Panasonic    
https://sumai.panasonic.jp/agefree/products/mobility/twindy1/pn-l80101.html
独立型手すりは、設置・撤去が簡単で福祉用品としてレンタルもできるのが特徴です。ベッド脇やトイレ・浴室用、屋外用など様々なタイプがあるため、急遽手すりが必要な場合や、一時的に手すりを取り付けたい方におすすめです。

場所や使う人によって手すりの
材質も重要!


参照元:LIXIL    
https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/handrail/
形状と同様に重要なのが材質です。近年、おしゃれでモダンな手すりも数多く販売されていますが、介護という観点からはどれでもいいという訳ではありません。
そこで、手すりの材質別に住宅での適した場所を紹介します。

木製手すり

最も種類が豊富なのが木製手すりです。インテリアに馴染みやすいので、室内の部屋内や廊下・階段、トイレなど幅広い場所に設置されます。
また、カット加工もしやすいため、場所や用途に応じて臨機応変にカスタマイズしやすいのも特徴です。

アルミ・ステンレス製手すり

主に屋外に設置する際に適した手すりです。雨風・紫外線の提供を受けにくく、長持ちするのが特徴です。一部のメーカーでは、掴んだ時に滑らないように持ち手部分だけ樹脂系カバーが付いているものもあります。

ゴム・樹脂製手すり

浴室など水がかかる場所には樹脂系の手すりを取り付けます。また、手に力が入りにくい方が使う手すりは、ゴム系素材の手すりにすると滑りにくく握りやすいので、病院などの施設でよく用いられます。

手すりの断面は丸型のものを!カラーや端末形状もポイント


参照元:LIXIL    
https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/handrail/feature/
手すりの断面形状は丸型と角型があります。角型はシャープな印象でおしゃれですが、介護リフォームにはおすすめできません。健康な方が使う分には問題ないですが、介護が必要な方が使う場合には握りやすい丸型タイプを選びましょう。
また、手すりの端部がまっすぐだと袖口などに引っかかるので、必ず専用ブランケットを取り付け、壁面へ向かってカーブするようにします。
また、視力の悪い方でも瞬時に識別できるように、壁などの色と差を付けるものポイントです。

手すりが邪魔になることもある?
取り付け場所を選ぶ時の注意点


手すりを取り付けたことで満足して、いざ使ってみると使いづらい…そんな失敗をしてしまう方も少なくありません。その一番の原因は、取り付け場所をじっくり検討しないことにあります。
例えば、間口が狭いトイレや廊下に立派な手すりをつけて、かえって立ち座りや移動がしづらくなることがあります。必ず、壁面からどれくらい手すりが出てくるのか、取り付け後の有効スペースを確認しましょう。
また、玄関に手すりを取り付ける際は、要介護者の行動ルーティーンを考えて、動きの流れに合わせた場所に付けることが重要です。

手すりの場所は
どうやって決める?


では、手すりは一体どのような場所に取り付ければ良いのでしょうか。手すりを取り付けるのに適した場所について解説します。

玄関などの段差箇所

段差部分に取り付ける手すりは、重心移動の負担を軽減するためのものなので、位置が重要になります。使う方の利き手だけではなく、正面・後ろ向きで上り下りするのかなどを考慮しましょう。

浴室

浴室で手すりが必要になるシーンは、浴槽へ出入りする際と浴槽内で立ち上がる際です。どこからだと出入りしやすいか、使う人の利き手はどちらかを確認しましょう。
ただし、浴槽内で立ち上がるために使う水平手すりは、基本的には浴槽の壁側にしか付けられません。

トイレ

トイレは狭い空間ながらも手すりの位置が重要で、まず立ち上がる時に持つ垂直手すりは便器に腰掛けて少し前傾姿勢になった時に自然と掴める位置にしましょう。
L型手すりを付ける場合は、垂直部分を決めて水平部分は便器に向かうように取り付けます。

設置高さは大腿骨
高さを基準に

手すり(水平部分)の設置高さは床から75〜85cmが一般的ですが、使う方によって高さを合わせるとより使いやすいです。
基準は、大腿骨の転子部!腰骨の少し下あたりです。


参照元:OGメディック    
https://ogw-media.com/medic/cat_practitioner/2816
骨の位置が分かりにくい場合には、まっすぐ立って手を下に伸ばした時の甲の場所を基準にしてください。

まとめ


介護リフォームにおいて手すりを取り付ける際のポイントについて紹介しました。手すりを有効的に使えるようにするためには、形状・素材・取り付け位置をしっかり検討しなくてはいけません。
特に取り付け位置については、標準的な位置に付けるよりも、使う人の体や行動に合わせるようにしましょう。
当社では、手すりの取り付けプラン作成についてのご相談を承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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